第36回ムジカーザコンサート : シューベルトとベルクに思いをよせて 三輪郁(Pf)
「シューベルトとベルクに思いをよせて」という、三輪郁さんらしいセンスあふれるプログラムによるコンサートが、8日、9日の2日間にわたって催されました。
それぞれのピアノソナタをはじめ、共演の高橋知己さん(クラリネット)吉村奈津子さん(ソプラノ)との絶妙のアンサンブルによる歌曲や小品を堪能しました。ソリストとしてだけでなくアンサンブル奏者としてもバツグンのセンスを持ってらっしゃる郁さんの、魅力あふれるコンサートとなりました。
終演後は12月恒例のビンゴゲームで郁さんには当日お客様にお飲み頂いたスプマンテが当たりました。
2001年12月8日(土) 17:00開演
(2001年12月9日(日) 17:00開演 特別コンサート)
F.シューベルト : 湖上にて Op.92 Nr.2, ます Op.32
ピアノソナタ Op.1, 岩上の羊飼い D965-Op.posth.129
A.ベルク : ピアノソナタ, クラリネットとピアノのための4つの小品 Op.5
初期の7つの歌曲より 夜, 葦の歌, ナイチンゲール
三輪郁(Pf), 吉村奈津子(Sop), 高橋知己(Cl)
<ビンゴパーティ付/終演後>
¥7,000 (一般)
¥3,500 (中学生以下)
<本日のワイン>
Brut Millesimato Talento 1995 CARPENÈ MALVOLTI
カルペネ・マルヴォルティ / ブリュット・ミッレジマート・タレント
木原健太郎「Sessions #1」
2001年7月2日にムジカーザで催された木原健太郎さんのピアノライブが
CDになりました。
「Sessions #1」というタイトルで、11月22日(木)より発売中です。
繊細な木原さんの音色を是非お聴き下さい。
第35回ムジカーザコンサート : 古部賢一(Ob), 鈴木大介(Guit)
気持ちよく晴れ渡った土曜日の夕方、オーボエの古部賢一さん、ギターの鈴木大介さんによる演奏会が開かれました。
前半はプーランク、ラヴェル、フランセのアレンジもの、後半はお二人のために作曲されたオリジナル曲[猿谷紀郎:音の風韻(出光音楽賞委嘱作品)、澤田穣治:NANA(アサヒビールロビーコンサート委嘱作品)、藤井郷子:Daydream(アサヒビールロビーコンサート委嘱作品)]が演奏されました。
昨年よりコンビを組まれているお二人は息もピッタリで、軽妙なお話もまるで漫才コンビのようでした。12月にはいよいよDuoとしてのレコーディングを始めるとか___。今後の活躍が益々期待されるお二人でした。
2001年10月20日(土) 17:00開演
F.プーランク : ソナタ
M.ラヴェル : ハバネラ形式の小品
J.フランセ : ソナタ
T.イーストウッド : ウィラプル
猿谷紀郎 : 音の風韻(出光音楽賞委嘱作品)
澤田穣治 : NANA (アサヒビールロビーコンサート委嘱作品)
藤井郷子 : Daydream (アサヒビールロビーコンサート委嘱作品)
古部賢一(Ob), 鈴木大介(Guit)
<パーティ付/終演後>
¥7,000 (一般)
¥3,500 (学生)
<本日のワイン>
Château Brown Lamartine 1997 Ch. CANTENAC BROWN
シャトー・カントナック・ブラウン / シャトー・ブラウン・ラマルタン
第34回ムジカーザコンサート : 宮田まゆみ(笙), 鈴木俊哉(リコーダー)
2001年9月28日(金) 19:00開演
今年の珍しい楽器シリーズは、笙とリコーダーをとり上げました。古典の平調調子、バッハから細川俊夫さんの作品、原田敬子さんの新作「第3の聴こえない耳II」(世界初演)まで、ソロとアンサンブルをたっぷり聴かせていただきました。当日はムジカーザ主催コンサートとしては初めてホール内のあちこちにローソクを配置し、一段と幻想的に、そして緊張感あるステージを演出しました。
また、この日のパーティーは全体の雰囲気に合わせて、原宿八竹のおすしと浦霞禅のお酒をお出しし、皆様に楽しんでいただきました。
このローソク照明はまたクリスマスの時にも活躍してくれる事と思います。照明の効果でムジカーザもより一層美しく見えた一夜でした。
第34回ムジカーザコンサート : 宮田まゆみ(笙), 鈴木俊哉(リコーダー)
2001年9月28日(金) 19:00開演
石井真木 : 輝夜姫(かぐやひめ)より
雅楽 : 平調調子(ひょうじょうのちょうし)
日本伝統音楽 : 鶴の巣篭もり
細川俊夫 : 鳥たちへの断章III
G.B.スパディ : たとえ私が去ろうとも(16c,)
J.S.バッハ : 無伴奏パルティータより《アルマンド》BWV.1013(1718)
武満徹 : セレモニアルより(1992)
S.シャリーノ : 雲に捧げられたテキストの中で(1989/2000)
原田敬子 : 第3の聴こえない耳II リコーダーと笙のための -世界初演- (2001)
宮田ますみ(笙), 鈴木俊哉(リコーダー)
<パーティ付/終演後>
¥7,000 (一般)
¥3,500 (中学生以下)
<本日のお酒>
純米吟醸 浦霞禅 / 宮城県塩竈市
NHK BS-2 「綾戸智絵×山下洋輔 21世紀夢の格闘ライブ」
その迫力のある歌唱力と気さくなお人柄が大人気のジャズシンガー綾戸智絵さんとジャズピアニストの山下洋輔さんによるライブの模様が先日NHK BS-2にて放送されましたが、この中の綾戸さんへのインタビューがムジカーザにて収録されました。2時間にわたって行われたインタビューでは、白熱ライブの感想から綾戸さんの子供の頃の音楽の思い出まで、綾戸さんらしいとても楽しいお話をしていただけたようです。放送は2001年8月24日(金)23:00~0:30、NHK BS-2にて。
日本テレビ「Music on Wave」
月~金までの各曜日、それぞれテーマを分け、ランキング・ビデオクリップ・バラエティー・新人アーティスト取材・特集を曜日ごとに放送している「AX MUSIC FACTORY」の金曜日の番組『Music on Wave』がムジカーザで収録されました。
「CHEMISTRY スペシャル」と題された今回は、CHEMISTRYのお二人がプロモーションビデオ風に歌う場面と、トークの場面を雰囲気のある室内で撮りたいということでムジカーザが選ばれ、2001年9月の毎週金曜日、深夜1:20~1:40 日本テレビ(4ch)で放送されます。
読売新聞夕刊「こころの風土記」
2001年7月21日(土)読売新聞夕刊「こころの風土記」に代々木上原が取り上げられ、MUSICASAの記事も掲載されました。
第33回ムジカーザコンサート : 矢部達哉,川田知子(Vn),安藤裕子(Va),金木博幸(Vc)
昨年5月に引き続き、KITARAホールカルテット[矢部達哉さん(Vn)川田知子さん(Vn)安藤裕子さん(Va)金木博幸さん(Vc)]に再び演奏していただきました。曲目はプッチーニの菊の花、ショスタコーヴィチの第8番とベートーヴェンの第10番。昨年とは、ヴィオラが川本嘉子さんから安藤裕子さんに代わりましたが、アンサンブルは変わらず素晴らしいものでした。チェロの金木さんのお話とともに、室内楽の楽しさを味わった一夜でした。
2001年6月25日(月) 19:00開演
G.プッチーニ : 菊の花
D.ショスタコーヴィチ : 弦楽四重奏曲 第8番 ハ短調
L.v.ベートーヴェン : 弦楽四重奏曲 第10番 変ホ長調「ハープ」
矢部達哉,川田知子(Vn), 安藤裕子(Va), 金木博幸(Vc)
<パーティ付/終演後>
¥8,000 (一般)
¥4,000 (学生)
<本日のワイン>
Pinot Grigio Lsonzo Riserva Selection BOLLINI
ボッリーニ / ピノ・グリージョ・リゼルヴァセレクション
テレビ東京「わっ!!つNEW」
月曜日から金曜日までの毎朝10時からの1時間番組「わっ!!つNEW」でムジカーザが取り上げられました。この番組は最新のニュースと一つの街を取り上げてそのエリアを紹介するというスタジオ生番組です。司会者の元NHKアナウンサー中村克洋氏と大桃美代子さんが毎日変わるゲストとともに映像を見ながらトークをするという内容で、ムジカーザは「代々木八幡」がテーマとして取り上げられる回の収録のために取材を受けました。ムジカーザはすっかり街の顔として定着したといえるでしょう。
また、この番組の終わりごろに、テーマとなった街に住んでいる犬がお散歩をしながら犬の目線でその街を紹介する「散歩だ!!ワン」というコーナーがあり、ムジカーザのアイドル犬「ブランちゃん」がそのコーナーに出演しました。テレビカメラを向けられ追い回されても、一向におかまいなくいつもの元気な姿で走り回るブランちゃんのお散歩の様子が2001年6月27日(水)午前10時~11時、テレビ東京(12ch)で放送されます。
YAMAHAサイレントストリング プロモーションビデオ
YAMAHAから発売されている室内練習用の弦楽器「サイレントストリング」のプロモーションビデオの撮影がムジカーザで収録されました。ヴァイオリニストの高嶋ちさ子さん、チェリストの古川展生さん、ピアニストの安宅薫さんによる演奏風景、そして中2階バーカウンターでのトークの様子が収録されました。特にバーカウンターには絵が飾られ、おしゃれなイスとビンとグラスも設置。ムジカーザをご存知の方でも、ここはどこかしら~ と思われるはず。店頭用の販売促進ビデオですので、全国のヤマハショップにてご覧いただけます。
第32回ムジカーザコンサート : 山田武彦プロデュースII
山田武彦プロデュースシリーズ第2弾「啼鵬さんとその仲間たち」
ムジカーザ定期公演の唯一のプロデューサーおまかせプログラム、山田武彦シリーズの第2弾。山田さん自身素晴らしいピアニストであり、作・編曲者でもあり、いつも聴衆を楽しませるということを念頭にクリエイティブなステージを企画してくださいますが、今年のゲストはクラリネットからサックス、マンドリン、バンドネオンをあやつり、おまけに作曲までしちゃうというマルチ音楽人間「啼鵬(ていほう)」さんと、その仲間たちの共演でした。いつもの山田さんの楽しいおしゃべりとともに、ピアソラや、耳に心地よい啼鵬さん自身の曲を存分に楽しむことができました。また、この日は最初から会場内にテーブルを出して、ワインを飲みながらのコンサートとなりました。
2001年4月15日(日) 14:00開演
ピアソラ : リベルタンゴ, 天使の序曲,天使の死
ベートーヴェン : マンドリンのためのソナチネ
メンディサバル : エントレリオスの人
グレコ : 黒い瞳,ロドリゲス・ペーニャ
ビジョルド : エル・チョクロ
ロドリゲス : ラ・クンパルシータ
啼鵬 : ラプソディ, Oasis, TA KAYAMA, The Owl's Mind
啼鵬(バンドネオン,マンドリン,Cl,Pf)
松本佳秋(Vn), 齋藤順(Cb), 萱谷亮一(Parc), 山田武彦(Pf)
<パーティ付/終演後>
¥7,000 (一般)
¥3,500 (中学生以下)
<本日のワイン>
Rose Alghero 1998 SELLA & MOSCA
セッラ エ モスカ / ロゼ・アルゲーロ
さらにこの日、音楽雑誌「カンパネラ」の取材が行われました。「カンパネラ」は毎奇数月に発行されているクラシック音楽の専門誌ですが、その中の「サロンコンサートはいかが~」という記事の中でサロンコンサートのできる、あるいは聴ける場所をシリーズで紹介しています。ムジカーザは7月10日発売の8月号で紹介されますので是非ご覧下さい。ちなみに、その紹介ページの写真は会員の近藤さんの撮影によるものです。
映画「連弾」
竹中直人監督・主演の新作映画「連弾」の中でのピアノスタジオのシーンがムジカーザで収録されました。出演者は竹中さんの妻役に天海祐希さん、ピアノの先生役に及川光博さん他です。今回は監督作品第4作目にして初のコメディー映画だとか。2001年3月31日より、都内では松竹系シアターにて封切られ、好評のうちに上映終了したとのことです。その後全国各地の映画館で上映されており、上映スケジュールは「連弾」オフィシャルサイトでご確認いただけます。また、2001年8月25日にはビデオ・DVDが発売されます。
第31回ムジカーザコンサート : オペラハイライト「トスカ」
(2001/03/1(木) 18:30開演 ムジカーザ特別コンサート)
2001/03/02(金) 18:30開演
ムジカーザ初の試みとしてオペラを取り上げました。
ステージをいつもの位置ではなく、中2階への踊場をメインにし、コンクリートの窓枠を十字架に見立てて照明により教会の雰囲気を出すなど、狭いながらも必要最小限の衣装と小道具でハイライト版「トスカ」を大成功のうちに上演することができました。
今回の成功に気をよくした主催者は、また2年後にもオペラ上演の実現に向けて企画、制作中です。
第31回ムジカーザコンサート : オペラハイライト「トスカ」
G.プッチーニ:歌劇「トスカ」全3幕【ハイライト/原語上演/解説付】
トスカ : 青盛のぼる(Sop)
カヴァラドッシ : 村上敏明(Ten.解説)
スカルピア・堂守 : 松尾健市(Bar)
アンジェロッティ・看守 : 鶴川勝也(Bar)
仲田淳也(Pf.朗読)
照明:impression 足立恒, 松本永
2001/03/1(木) 18:30開演 ムジカーザ特別コンサート
¥5,000 (一般)
¥2,500 (中学生以下)
2001/03/02(金) 18:30開演
<パーティ付/終演後>
¥8,000 (一般)
<コンサートのみ>
¥5,000 (一般)
¥2,500 (中学生以下)
<本日のワイン>
LACRYMA CHRISTI DEL VESUVIO 1999 Mastoberardino
マストベラルディーノ / ラクリマ・クリスティ・デル・ヴェズーヴィオ