第109回ムジカーザコンサート：金子三勇士ピアノリサイタル
1989年、日本人の父とハンガリー人の母のもとに生まれた金子三勇士さんは、11歳の時に飛び級で国立リスト音楽院大学ピアノ科に入学。2008年のバルトーク国際ピアノコンクール優勝後は世界各国で演奏活動され、24歳の新星ピアニストとして今後の活躍が期待されています。華麗なテクニックだけではなく、深みのある表現と真摯な音楽性あふれる演奏は必ず心を揺さぶられることでしょう。情熱的なリスト、バルトークなどのハンガリーの作品をお聴きください。
第110回ムジカーザコンサート：ヴォーカル・アンサンブル カペラ （ア・カペラ声楽アンサンブル）
アヴェ・マリア ― 聖母に捧げる祈りの歌
ヴォーカル・アンサンブル カペラは、1997年に結成された古楽専門歌手による声楽アンサンブルです。レパートリーの中心はグレゴリオ聖歌とジョスカン・デ・プレに代表されるルネサンス期フランドル楽派の多声音楽で、人間の声だけの柔らかで豊かな響きと、宗教音楽の気高い精神性の表現を目指しています。天上からふりそそぐ美しい調べは、この世のものとは思えません。ムジカーザが柔らかな響で包まれて、皆様に安らぎが訪れますよう・・
第111回ムジカーザコンサート：
横坂源チェロリサイタル, 須関裕子（ピアノ）
ムジカーザで最も豊かに響く楽器 チェロのソロを久しぶりに聴いていただきます。今最も輝くチェリストとして活躍中の横坂源さんは、2002年７月、チェリストの登竜門として知られる全日本ビバホール・チェロコンクールでの最年少優勝(15歳)を初め、2010年9月には第59回ミュンヘン国際音楽コンクール・チェロ部門で第2位を受賞し、国際的なチェリストとしてのキャリアを本格化させていらっしゃいます。力強く、豊かで、円熟した音色、そして高い集中力と、何よりも情熱的で生き生きとした演奏をお楽しみに！
第112回ムジカーザコンサート：歌劇「ラ・ボエーム」
～ミューゼシードの歌い手と奏者による～
飛鷹佑依（指揮）、麹谷宏（演出）、足立恒（照明）、八柳智美（字幕）
ムジカーザ主催コンサートで最も人気の高いオペラシリーズ。その中でも再演を望む声が多かった「ラ・ボエーム」をミューゼシードの協力を得て照明・字幕付で上演します。ハンカチなしでは観られないこのプッチーニの名作を再びムジカーザで！
第113回ムジカーザコンサート：つのだたかしプロデュースシリーズ3
「ハープとリュート 弦の響宴」
西山まりえ（ルネサンスハープ、バロックハープ)
つのだたかし（リュート、バロックギター）
中世からバロックまで、時代によって形や弦の数が異なるヒストリカルハープを鮮やかに弾きわける西山まりえさんとつのだたかしさんのデュオ。中世、ルネサンスとバロックのイギリス、イタリア、ドイツ、スペイン。それぞれの時代や国の音楽を、時を越えて旅するプログラム。100本の弦が響き合う夢の一夜です。
第114回ムジカーザコンサート：Organ井上圭子 x Trumpet菊本和昭 Christmas Concert
今年の珍しい楽器シリーズに登場するのは何とパイプオルガン！ムジカーザにはもちろんパイプオルガンはありませんが、ローランドのチャーチモデルのオルガンをレンタルして、日本のオルガニストの第一人者でいらっしゃる井上圭子さんが荘厳な音をムジカーザで響かせてくださいます。共演者はN響の首席トランペット奏者の菊本和昭さん。クリスマスシーズンに相応しい曲目を演奏していただきます。そして最後はビンゴパーティを楽しみましょう！