第13回 ムジカーザコンサート : 古楽への憧れ
今年の"めったに聴けないめずらしい楽器シリーズ"は、チェンバロとピアノフォルテの演奏です。■サロンならではの音を美しく優雅な楽器と共にお楽しみ下さい。■演奏の岩淵恵美子さんは上野学園大学、モンス王立音楽院卒業。第五回古楽コンクール、チェンバロ部門最高位入賞。ソリスト、通奏低音奏者として各地の演奏会をはじめ、放送、レコーディングなどの演奏活動をされています。■クレモナ・サン・ミケーレアンサンブルのメンバー。国立音楽大学研究所研究員、及び講師。 [公演詳細]
第14回ムジカーザコンサート : 宮澤賢治の世界
2年前のオープンの時から出演をお願いしていた長岡輝子による、宮澤賢治の朗読がやっと実現することとなりました。演劇界の大御所、長岡輝子さんがライフワークとして取り組んでいる宮澤賢治の朗読に甥の尾高惇忠さんと、姪の倉田真澄さんを共演者とした、新しい試みの「詩と音楽との対話」。ファミリー関係にあるこの3人が暖かい心で人間を見つめ、朗読の世界を美しく表現しています。 [公演詳細]
第15回 ムジカーザコンサート : 本名徹次プロデュース「ウィーンのカフェから生まれた音楽」Vol.3
3回目を迎えた本名徹次プロデュース≪ウィーンのカフェから生まれた音楽≫では、オランダで活躍中のピアニスト、向井山朋子さんの登場です。 向井山さんは武蔵野音楽大学、大学院を修了後、ロータリー奨学金を得て渡米、インディアナ大学で学び、90年よりオランダ政府給費留学生としてアムステルダムのスエーリンク音楽院で研鑽を積まれました。 国際ガウデアムス演奏家コンクールで優勝。世界各国で活躍中です。 従来のピアニストの枠を超えた彼女の表現にどうぞご期待下さい。 [公演詳細]
第16回ムジカーザコンサート : 「トランペット吹きの休日」曽我部清典(トランペット),鈴木隆太(ピアノ・シンセサイザー)
ムジカーザ・コンサートでは始めての金管楽器、トランペットを曽我部清典氏に演奏していただきます。 曽我部氏は東京芸術大学卒業。世界初演や日本初演の曲は100曲を越えるという現代音楽のスペシャリストです。 金管楽器は、ピアノやヴァイオリンと違って独奏曲も少なく、また一晩のコンサートを一人でやるには体力的にも大変な楽器ですが、古典から現代曲までの豊富なレパートリーを持ち、また新しく独自の楽器をも創作してしまう氏は、ブラスファンから常に注目を浴びているソリストです。 伴奏を受け持つ鈴木隆太氏は、ジャンルを超えた鍵盤楽器奏者としてのみならず、作・編曲者としても活躍中です。 [公演詳細]
第17回ムジカーザコンサート : ピアノトリオの夕べ 徳永二男(Vn),伊藤恵(Pf),毛利伯郎(Vc)
10月は皆様よくお馴染みの、ヴァイオリンの徳永二男氏とピアノの伊藤恵さん、チェロの毛利伯郎氏という、豪華なメンバーによるピアノトリオをお楽しみ下さい。 徳永氏はN響コンサートマスターを退任後、JTアートホールの音楽監督などを務め、ソロ、室内楽などで活躍中です。 伊藤さんはミュンヘン国際音楽コンクールで優勝された後はソリストとして世界中で活躍していらっしゃいます。 毛利氏はジュリアード音楽院を卒業され、現在は読売日本交響楽団のトップ奏者として活躍中です。 [公演詳細]
第18回ムジカーザコンサート : クリスマスコンサート
12月には若い演奏家たちのネットワーク、MUSECEDE(ミューゼシード)のメンバーによるヴォーカルアンサンブルで、オペラの重唱やクリスマスソングをお楽しみいただきたいと思います。 ピアノと編曲は、97年10月にもその才能を遺憾なく発揮してくださった山田武彦氏に再登場していただきます。山田氏は、東京藝術大学大学院音楽研究科作曲専攻終了後、93年フランス政府給費留学生として渡仏し、パリ音楽院伴奏科を首席卒業。ピアニストとして、クラシックのみならずジャズ、ラテン、シャンソン、ロック、前衛音楽等の演奏家と共演し、そのユニークな活動と豊かな音楽性は絶賛されています。 [公演詳細]